なんと「4倍の売上」になりました~!!!
長野県飯田市で知らない人はいないであろう、超有名とんかつレストラン「3びきのこぶた」さんから、カツカレーのメニューリニューアルに関してご相談があったのは、2013年に入ってすぐでした。
「現状のカツカレーに関して、ルウにオリジナル性を持たせてリニューアルさせたい」というご相談です。
メニュー改善は2月後半、ヒアリングを兼ねたリニューアル前のメニューを試食させていただくところからスタートしました。
当然、トンカツレストランの老舗さんですから、カツに関しては超ハイレベル。私が口出しする余地など当然ありません。
モチロン、現状でも美味しいカツカレーとして仕上がっていました。
しかし、社長さんとしても「何か足りない」とお感じだったんですね「メニューから外す事も考えたんですよ」と本音も聞かせてくださいました。
アドバイザーとして、そしてカレー屋として、2つの視点でメニュー開発
実は、今回の様なお話は私には"うってつけ"なんですね。
なぜかと言えば、自店の運営もしつつアドバイザーとしても活動しているので
いわゆるコンサル的な視点に加えて、メニュー原価、提供スタイル、スタッフのオペレーション、
お客様へのアナウンス、そして、地域のお客様や、観光でみえるお客様の嗜好や行動パターンなど、
複合的に考えて、お手伝いさせていただきました。
ビフォーアフターをご覧ください。
ビフォー「カツカレー」
コチラが、メニューから外されてしまうかも知れなかった「カツカレー」
このメニューだって、相当のクオリティでした。老舗有名店のメニューですから当たり前ですけどね。
なぜ、400%アップという結果が出たのか?
当然、尾沢のアドバイスだけで、この数字が出たわけではありません。
特に今回は様々なプラス要素が働いた結果だと思っています。厨房、ホールで頑張るスタッフさんの力、食材を納入してくださる地元の農家さんの丁寧な仕事、全てがリンクしたからでしょう。
そして、そのリンクを産んだのは、3びきのこぶたを運営されているサンコーポレーションの古田社長が持っていて、社内でも共有している「理念」だと強く感じます。
サンコーポレーションさんの理念それは「地賛地奨」という言葉、「地産地消」とかけた造語ですが、地域の讃え、地域を奨める。自分が生きている地域力を底上げして行くという強い意志が込められた力強い言葉です。
そして偶然にも、わたし尾沢も「地産地消」にかけた造語がコアとしてあるんです。
それは
「知産知生」
「知産知承」
「知産知昇」の3つ
知恵を産み、知恵を生かす。知恵を産み、知恵を継承する。知恵を産み。知恵を昇華させる。
アドバイザーとしてお客様に接する時、常に心がけている言葉です。
今回は、単にメニュー開発としての協力だけでなく、この「理念のコラボ」的な意味合いも大きかったと思います。
3びきのこぶたさんのメニューリニューアルは、オーダー数400%アップ!という幸先の良い数字でスタートできましたが、コレはあくまでも「地賛地奨」の理念の上では通過点に過ぎません。
今後も、共に南信州で生きる者として、お互いに良い関係を続け、地域力向上に努めたいと思います。
もし、この様なわたしの活動が、皆様の会社やお店に関して役に立つことがあれば、お気軽にお声がけください。