事業計画の書き方にも色々あるみたいですが…
「事業計画」と言っても千差万別、本当に色んなモノがあります。
先日書いた「セミナーを主催する時の7つのポイント」の記事も
ある意味「事業計画」で必要な部分でもあります。
ところがっ!無茶な人は大勢いらっしゃるようでして・・・(^_^;)
人口の少ない地方で「2000枚のチケットを売りたい」しかも・・・
「ある地方で開催するイベントで2000枚のチケットを売らなきゃいけないんです」
そんなご相談が寄せられました。
イベント当日までの期間は、約20日、スタッフは実質1名
イベントのメインコンテンツである「●●●●●」へ参加が確定している団体はゼロ
でも、ホームページ、チラシ、ポスターは完成していて
イベントを盛り上げるためにタレントさんのスケジュールを押さえてあり
今からキャンセルしてもギャラの支払いは発生する。
ギャラ、会場費、経費、を考えると
数千円のチケットを2000枚売らないとイケナイ。
突然の相談、しかもアポなし・・・
思いつく限りの修正点はお伝えしましたが、ご事情もあるようで中止や延期は不可能。
さすがに、根本的な解決策をお伝えすることはできませんでした・・・
この程度の案件も「難なく解決できるレベル」になれたら最強ですが
マダマダですね(^_^;)
だからこそ、事業計画作成は大切です!
今回の体験で痛烈に感じたのは「事業計画」の大切さです。
でも、それを語る事は一筋縄ではいきません。
なぜかと言えば、私はカレー店オープンに際して
事業計画を必死に書いて、色んな方にプレゼンした経験があるからです。
しかも、固定費や変動費、売上の種類や環境変化も考慮して数パターン作りました。
そんなこんなで、準備した事業計画を、様々な関係機関の方に見てもらった訳ですが
こんな風に言われました。
「ココまでまともな事業計画を書いてくる人は初めてだ」
耳を疑いました・・・・・・・
なぜなら私の中では、
もっと詰めていかなければならない事が満載だと感じていて
専門家の視点でキッチリ指摘して欲しかったから。
見事に期待はずれだった訳ですが「逆に 恐ろしい事 に気づいた瞬間」でもありました。
恐ろしい事の詳細は、記事で書いてしまうとチョット(かなり?)マズい気もするので
5月末に配信予定のメールマガジンのネタにしようと思います。
今回ご相談のあった、イベントもそうですが、ホームページも同じ。
今回、ご相談のあったイベントの件は事業計画が作られていない代表的な例(爆)でしたが
当然ホームページを作るに当たっても事業計画は必要です。
事業計画作成は「コア」となる部分を自分の中に落としこむ作業でもあります。
全てのホームページに、20ページも30ページもの事業計画を書かなくても良いですが
全体の構成を考えたり、サイトマップを作ったり、テンプレートを選んだりする際に
間違いなく役立つ基礎となります。
既に運営している方も、現状に沿った事業計画のブラッシュアップも有効ですよ。
「なんのための」事業計画ですか?
「とりあえず」「格好だけ」「提出用」「言われたから」・・・事業計画作成の動機は様々です。
でも、上記の様な動機で書いた計画では、お客様に喜んでもらうことは難しいでしょう。
「なんのため」の事業計画なのかが明確になって、本気で事業計画を書く時があれば
今までの経験と、事例からお役に立てるかもしれません。ご一報くださいませ。
記事では書けない事業計画の「怖ぃぃ~ハナシ?」は5月末にメルマガにて配信予定です(^_^)/