弊社ではこれまで、特許申請、意匠登録、商標登録を特許庁に行っています。
ネットで申請できるようになった事で、弁理士さんを頼むことなく
自分で申請しています。
弁理士さんに依頼しない場合のリスク
しかし、弁理士さんに頼らず自分で申請する時には当然リスクもあります。
特に多いのは、申請内容の不備から「手続き補正書」が送付されてきて
スムーズに登録できない事が挙げられます。
手続き補正書への対応
補正書が送られてきても慌てなくて大丈夫!
送られてくる手続き依頼書には【補正案】が提案されてきますので
内容にズレがなえれば、提案されている内容で補正すれば大概の場合はOKです。
「特許庁お助けサイト」から該当するひな形をダウンロードして補正書を作りましょう。
電子申請にはカードリーダーが必要です。
電子申請にはマイナンバーカードとカードリーダーが必要となります。
カードリーダーは各社から出ていて、値段も安くなっていますが
あまり安いのは不安なので、私はソニー製のコチラの製品を使っています。
ソニー 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380(e-Tax対応/eLTAX対応 確定申告 マイナポイント 行政手続き 交通系ICカード残高確認)Windows対応
Word(ワード)のファイルを別名で保存する
お助けサイトからダウンロードできるのはワードファイルになりますが
電子申請においては、ファイル名を変えないとアップロードできません。
ファイルの作成手順としては
1)補正書をワードで作る
2)名前を付けて保存の時にファイルの種類を「webページ(フィルター後)」で保存する。
という流れになります。
その後はマイナンバーカードを使って電子申請に進みましょう。
電子申請のサイトの使い勝手が今一つなのは相変わらずですが
ぜひ自分で申請にチャレンジしてみましょう!
ちなみに、拒絶理由の補正は、軽微な変更であれば1カ月程度で連絡がくる事が多いようです。
皆様の商品開発や権利の保護に役立てたら幸いです。